あったか木の家

1 木の文化を実践している人たちの概要
氏名・団体等 長山 行守 (ながやま ゆきもり)
代表者の住所 室戸市吉良川町
年齢・性別・職業 67歳、男性、一級建築大工技能士(最近まで建築会社勤務)
資格:2級建築士、宅地建物取扱主任、職業訓練指導員等


2 推薦理由
 室戸市在住の長山さんは長年建築会社に勤務されていた人で、14年前に木製火鉢が「地獄づくり(あり)」という特殊な木工技術で作られたことを知って、その組み方に興味を持ち、自分で研究を重ねた。「地獄あり」とは、木の継ぎ手が台形に見える手法で、賽銭箱を作る際などに使用され、1ミリのずれもなくぴったり組み合わされたものである。
 数年間にわたり試行錯誤を繰り返しながら研究を重ねた結果、数年前にその技術を習得し、これまでに箱や火鉢など7個を製作、その出来栄えについては香川県の伝統工芸士の西影さんをうならせた程高く評価されている。
 長山さんは、昨年8月には「水組み」という新しい組み方(正確には昔やられていた)を考案し、その手法を使った特製の長火鉢も作成した。丸みを帯びた木が寸分の狂いもなく組み合わさった上に継ぎ目が「水」の字形に見えるもの。また本年8月には「水組みパート2」を考案し、高知産ヒノキやケヤキを使用して、伝統技術を活かした上に新しいものにも取り組まれており、木の文化を伝える貴重な人材といえる。
 このような長山さんは、「伝統的な技術を守り、育て、活かしながら活躍している人」という高知県木の文化賞顕彰要領に合致するものであるから、推薦をいたします。


3 写真
写真その1
写真その2 写真その3