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地域の物産や工芸品をおみやげとして販売する・・・。ここ土佐さめうらでも、駅内はお味噌から木工品まで手作りの品が並ぶ。それが、作り手の連帯の場であり、地元の産業活性の場となる。よく見かける道の駅の光景だが、この駅が一味違うのは、ものを売るという行為にとどまらず、紹介し、啓発していく場となっている所。木工品を卸している“さめうら工房”は道の駅を拠点とした土佐町の大工さんのグループ。要望に応じて、間伐材を利用した、ベンチやプランターを作ったり、木工教室に出向いたりしている。また隣設するギャラリー“道”では写真や書道など地元の方の作品展が企画されている。 |
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![]() 駅内のテーブルも手作り。チラシやイベントの写真がおいてある情報コーナー ![]() シンボルのイチイの枯木。樹齢約1500年 |
◆駅長さんはツアーコーディネーター 本来の駅には情報を発信し、案内するという機能もある。シーズンには稲叢山や瀬戸川渓谷へ向かうお客さんの休憩地点として利用が多く、受付では登山案内や観光案内を行う。また、年に数回、季節にあわせて自然、風土を生かしたツアーを行っている。伊勢川の大国様祭りにあわせたイベント、標高600mから一面に広がる棚田の風景、珍しいキノコ、コウタケ汁のおもてなし・・ツアーの企画は道の駅ができた当初からの駅長、山中義雄さん。土佐町で生まれ育ち、野山をかけずりまわって遊んだ経験が原点にある。みやげ物の販売による経済的な自立だけでなく、地元土佐町の自然、歴史そのものに価値を置くという、精神的な自立を目指している。 ◆暮らしに染み込む自然観 自分でとりしきってやるということはしない、必ず土地の人と一緒にやる。これが、山中さんのモットー。田舎の人は目先のことばかり考えて生活していない、広い視野で世の動きを感じながらも、それぞれが自然観を持っていて、それが生活の態度に表れているという。ツアーで案内をしていただく中で嶺北の暮らしの染み込んだ自然観に接してみたい。
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| 2005年3月15日 |