森のくちコミ情報
ペレットストーブのレンタル事業で元気な森づくり! 特定非営利活動法人高知NPO
 
 ペレットストーブという言葉を聞いたことがありますか?
 南国高知ではまだまだ耳慣れない言葉かもしれませんが、ペレットストーブは、最近国内でも木質ペレット(=自然エネルギー)を燃料とするストーブとして関心が高くなっています。
 そんなペレットストーブの普及を『四国の水がめ土佐れいほく地域』から発信し、その収益を「健全な森づくりに生かされるための取り組み」に活用しているのが、特定非営利活動法人高知NPOです。高知NPOのモットーは『木を使うことで森を守る』こと。その活動の一つに、木質ペレットストーブのレンタルとペレットの普及を事業として行っています。

ペレットストーブ
ペレットストーブ
 ペレットストーブは、環境にやさしい暖房器具。その燃料は木質ペレットです。木材でできたペレットは、廃材を使うので、一切生態系を破壊することはありません。
 現在、日本の木材は、安価な外材を大量に輸入しているため、価格が低迷し、人工林は荒廃しています。森林は適正に間伐しないと、地面へ太陽の光が届かず、下層植生が貧弱になります。また、植栽木自体の根張りが貧相になり、山崩れをおこしたり、鉄砲水などの被害も多くなります。高知県も間伐を進めていますが、山主さんにとっては採算があわない(伐っても赤字になる場合が多い)ので、間伐は進みません。また、たとえ伐ったとしても、その木を山出しするコストがかかるため、切り捨て間伐が多くなり、伐られた木が山に放置されています。
 そんな捨てられていた木材は、ペレット化することにより、有効な燃料として再生可能なエネルギーとして活用できるわけです。

 ただ、ペレットストーブの普及の問題は、コストがかかるということ。購入、設置に費用が30万円〜ほどかかります。高知の場合、夏の暑い時期には使いませんが、100kgと重たいので収納することが難しいです。そんなペレットストーブの問題点を解消するために、高知NPOでは、レンタル事業を行っています。設置からメンテナンスまでお手伝いすることができます。

 ちなみに、どれだけ、ペレットストーブによる森林の保全量できるか単純に数で示してみると、
高知県だと、12月〜2月末まで3ヶ月間ペレットストーブを使用するとします。すると一般的な間伐材(直径15cm高さが8m)の木が、3ヶ月で約25本間伐できます!100台ストーブが普及したとすると、今まで山に放置されて腐っていただけの間伐材が、年間2500本も資源として利用できる訳です。

 間伐材を資源と見たとき、山は多くの資源が眠っている宝の山と変わります。この宝の山を木質バイオマスエネルギーとして利用することができれば、健全な山を育てるシステムの構築や林業活性化につながる可能性があります。ペレットストーブは、地球環境に優しいこれからの時代のストーブです。


ペレットストーブのレンタル事業に関する問い合わせ先
【 特定非営利活動法人高知NPO 】
電話番号/088-880-5377
ペレットストーブの構造