こうちの森や山
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西日本一登山のメッカ「三嶺」の紹介

中森 道雄
 高知駅から白髪山登山口まで約77km。高知駅から自家用車で約2時間程で、白髪山登山口(標高1450m)に着く。高知から登山口まで全線舗装されている。登山口の駐車場へ車を置いて、白髪山(標高1770m)へ登り、白髪分岐−カヤハゲを経て「三嶺(標高1893m)」まで約4時間程度。

 白髪山登山道には大きなシナノキやブナ、ナナカマドの林、タケカンバ、リョウブ、イヌシデなどいろんな木が見られます。登山道の主要樹種には名札がつけてあり、名前を覚えるのに最適なコース。登山口からややきつい坂を千鳥ながら登ると360度開けた白髪山山頂に着く。頂上横の巨岩に立って眺める西熊山原生林、三嶺の美しさは例えようがない。

 白髪山からタケカンバ、ミツバツツジ、リョウブ、ウラジロモミなどの林を歩いていくと曲がりくねった、かつて植林されたヒノキが残っている。ドウダンツツジやシコクフウロなどが見えてきて、ササ・ススキ原の白髪分岐に至る。近くに白髪避難小屋があり、ここから見える三嶺の写真はまた格別。写真展でよく見かけるものはここからの写真が多い。
  風景その1

風景その2

風景その3     白髪分岐から急な坂道を韮生越まで下がり、カヤハゲまで登る。白髪別れから目の前に見えるカヤハゲまでのダウンアップコース。真っ青な笹原に白いカーレンが連なるカヤハゲも一服の絵景色である。

  カヤハゲから低木帯の登山道を進むと急に目の前が開け、眼前にドーンと立てった石灰石の巨岩が見えてくる。この岩が何時とはなく「立て岩」と呼ばれ、岩の影が恰好の休憩場となっている。周囲はササと盆栽状のコメツツジの群落となり、鎖場2つを越えると、念願の三嶺山頂(1893m)。高知県一の高さを誇り周囲を遮るものはなにひとつなく、土阿の山脈が果てしなく360度広がっている。山頂は台地が広がり、青いササと丸いコメツツジの草原が続く。青い草原と深紅のジュウタンの中に「天女の湖」がたたずむ。すぐ近くに避難小屋もある。三嶺周辺のコメツツジとミヤマクマザサの群落は平成6年に天然記念物に指定され、大切に保護されている。
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  三嶺は徒歩で約4時間と比較的遠いこと、コメツツジとミヤマクマザサの群落があること、広い天然林が残されていること、多種多様な生態系が見られること、四季それぞれの美しさがあることなどから登山者のメッカとして大切にされています。
登山道は、1.光石登山口からフスベヨリ谷コース 2.韮生野コース 3.徳島県東祖谷山村菅生コース、4.徳島県東祖谷山村三嶺林道終点コースなどたくさんあり、初級から上級者まで楽しむことができますので、リーダーの方とご一緒に楽しんでください。

尚、三嶺周辺についてのお問い合わせ先:
物部村役場 TEL 0887-58-3111
高知中部森林管理署 TEL 0887-58-3131
東祖谷山村役場 TEL 0883-88-2211