森の応援団
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黒潮森林倶楽部
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【設立目的】
作業の様子 森林の整備が遅延した森林等を対象として、森林の適正な整備(間伐)を推進することにより、環境の保全、向上に資するとともに、森林関係のイベントを行い、特に小学生を対象にした、森林の愛護や自然保護の啓発に関する森林環境教育活動を重点的に行い、森林・林業への理解を深めていただき、もって公益の増進に寄与することを目的としています。(高知県森林保全ボランティア登録団体 第8号)

【活動内容】
作業の様子 設立以後、須崎市、中土佐町を中心に、近隣の窪川町、東津野村、梼原町などにおいても、森林の整備(間伐、植樹、山に木質スポンジを戻す運動等)、作業道の整備、その他森林関係のイベントの実践活動を行っています。
  平成16年11月には、国土緑化推進機構からの助成事業として、東津野村船戸の四万十源流センターを中心に、植樹、間伐、遊歩道整備など森林の整備活動のイベントを行いました。このイベントには、中村市及び地元の東津野村の小学生50名をはじめ、高知市から一般県民、大阪からは民間企業(ローソン)の参加などがあり、総勢130名のボランティアが参加しました。
  また、「こうち山の日助成事業」では、須崎小学校、幼稚園の学童、児童を対象に森林教室(わくわくチャレンジ事業)を開催し、森林環境教育実践活動にも熱心に取り組んでいます。

【プロフィール】
1.発足年月日 平成16年4月25日
2.代表者 中山盛隆
4.会員数 20名
5.連絡先 黒潮森林倶楽部
高知県須崎市青木町2-12
TEL:0889-42-0047
FAX:0889-43-2671

『黒潮森林倶楽部』活動状況(平成17年12月20日)
■南海地震対策

 須崎市城山公園の避難路に、上部から覆いかぶさる危険な雑木を伐採した、「黒潮森林倶楽部」の活動ぶりを、ご紹介させていただきます。

 もともとこの伐採行事は、南海地震・津波など非常時の避難場所に指定されている同公園のアクセス道路へ、いざという時には倒木し、避難行動の妨げになるのではという多くの市民の不安な声を聞いたのが発端です。

 そこで、南海地震対策を重要課題とする地域支援員の立場から、間伐ボランティアの現場で知り合った、黒潮森林倶楽部の中山盛隆会長や、辻高志事務局長にご相談したところ、「自分達の命は行政に頼らず、自分達で守るべき」との素晴らしい決断をお二人がされ、自主防災組織や、町内会、PTAなど幅広く声かけをしたうえで、自分達自ら切ってみようとの方向付けがなされたものです。

 最終的には、市役所の全面協力もあったわけですが、その前に、「自分達で・・・」という、お二人のこうした男気に改めて敬意を表するものです。

 さて、あらかじめ法面の草刈や小径木の取り除きをした後の本番では、須崎森林組合のプロ3人(高所作業)、黒潮森林倶楽部の、精鋭7人の指導のもと、自主防災会の4組織を中心に、約50人のボランティアが参画してくださり、わずか3時間程度の作業とはいえ、4トン車1台分のチップ材が搬出できる程のはかどり具合でした。

 発生した雑木の一部は、小学校有林でもあることから須崎小学校体育館に運び込み、須崎林業事務所の職員3人の指導により、森林愛護の精神をアピールする紙芝居のあと、学童・PTA約50人らに木工クラフト、松葉杖づくり、サスマタづくりを楽しんでもらいました。

 小学4年生を中心に作られた木工のオブジェは、光る感性のものが多数あり、そのまま自宅に持って帰らすのは惜しいとして、須崎郵便局に展示することにしました。そして、さりげなくオブジェ群の机の下に、木製ハシゴや簡易松葉杖を置いて一般市民の防災意識高揚も狙いました。

 言い遅れましたが、本行事は森林環境税による「高知県こうち山の日推進事業」の一環で行った、「わくわくチャレンジの防災木工事業」と称するものです。

 それから体育館では震災を想定した心肺蘇生法、人の運搬法などを須崎消防署の職員に実演指導してもらい、また、須崎警察署からはサスマタをつかった、暴漢の取り押さえ法指導なども、教職員を対象に入念に行われました。

 昼前後には山の現場も体育館も怪我人を出さずに作業が終了し、主催者一同ほっとしたことでした。市議会議長も視察に訪れ、多くの市民の避難場所の現状に、何か心動かされるものがあったと思います。

 単なる立木の伐採行事でなく、市民の皆さんに危機管理意識を持っていただく機会として、少し役立ったかなと今振り返って感じています。

 高知市、四万十市など遠方から応援に駆けつけてくださった森林ボランティア関係者の皆さんに深く感謝申し上げます。様々な機会を通じて、森林ボランティア仲間の輪が広がっていくのは心強く、うれしいものです。以上で報告を終ります。
(高知県地域支援企画員・須崎市駐在 片岡正法)



『黒潮森林倶楽部』活動状況(平成17年3月20日)
■グリーンツーリズム

 平成16年11月27日・28日、津野町(旧東津野村)船戸の四万十源流センターを中心に、間伐、植樹の林業体験を主体とする、ボランティア参加型「グリーンツーリズム」の実践活動を行った。

参加者の募集は、バーチャル[こうち自然村]が担当した。都市部、中山間地にネットワークを持つ、バーチャル[こうち自然村]は、様々なメディアに、グリーンツーリズム情報を提供し、ネット上で積極的なPR活動を展開した結果、高知市、中村市などの都市部の人を中心に、130名余もの応募があった。これは、いわゆる動員参加という人はおらず、すべて自発的に参加を希望した人のみである。

集合写真 中村市から20名あまりの学童が「四万十川源流探偵団」を結成しての参加があった。探偵団は、四万十川源流点、鍾乳洞の探検の他、竹飯キャンプ体験、木工体験、植樹体験などに参加した。また、番外活動として、地元の小学生とソフトボールによる「スポーツ交流会」も行われた。

 また、宿泊希望者も四万十源流センターの定員(40名)をオーバーしたため、一部は近くの民家に「友人としての宿泊」で対応。はからずも、グリーンツーリズムで宿泊の鍵を握る「民泊」「農泊」の試行という結果になった。

 今回の活動には、民間企業(ローソン)の支援があり、大阪からローソンの職員が数名参加した。1日目は、地元のおばちゃんの協力で、100人分のカレーライスを作ったが、2日目は、ローソンのお弁当が80個用意された。

植樹の様子 間伐体験・植樹体験・ログハウスづくり体験・椎茸づくり(原木伐採)体験・森林浴体験・木工体験・林間キャンプ体験等の様々なメニューを用意した結果、それぞれの体験に、それぞれの人が、思い思いに参加し、晩秋の四万十川源流点でのボランティア参加型「グリーンツーリズム」を堪能した。

 さらに、森林ボランティア活動に参加した人には、今回のイベントの協賛団体である、NPO土佐の森・救援隊から、地域通貨券の「モリ(森)券」が配られ、そのほとんどが、帰路に、布施ヶ坂の「道の駅」で地場産品と交換され、家族へのボランティア活動記念のお土産となった。

 このように、グリーンツーリズムを実践することにより、<人><物><金>が大きく動き、その結果、グリーンツーリズムが、地域づくりの手法、施策として有効なことが実証された。


■植じゅ

植樹の様子東津野村に、植じゅにいきました。
6本植えました。
ぼくの、こしぐらいの木でした。
四万十川の上流の、山に植えました。
大きくなあれ、と思いながら植えました。
大きな木になって、大きな森になあれ、
と思いながら植えました。
(森 周・中村市小学生)