この森林環境学習の取り組みは森林環境税を活用して行われています。
高知県山の学習
山の学習事例集
テーマ   
森と川と海のつながり
活動
ターゲット
 四万十川流域の不入山は、ブナーササ群落やコウヤマキをはじめ、モミ、ツガの針葉樹などの原生林が広がっている。そこでは、生命の源である命の水が作られており、四万十の豊かな生態系のスタート地点になっている。
 四万十川流域の自然について学習している中学・高校生が不入山における本来の森林の構成を学習することで、森林生態系の成り立ちおよび森と川と海のつながりを認識し、森林のもつ保水力や流域の自然の在り方について考える。
学校情報   
四万十(シマント)高等学校
住所  :  〒786-0301 高知県高岡郡四万十町大正590-1
TEL  :  0880-27-0034
一学期
事前学習
 -四万十川流域の植生について(源流域〜中流域)
 -森の保水力について
高知県全体の森林に関する植生の学習後、四万十川の源流域から中流域の植生を学習した。特に源流域の不入山のもつブナースズタケなど独特の森林植生および大正町の河原に見られるキシツツジやトサシモツケといった河原の植生に関して学習を深めた。
また、知識として、森林の保水力が自然林や人工林など森林構成により異なることや調査方法について学習した。


一学期・二学期
フィールドワーク
 -四万十川中流域のフィールドワーク(大正町)
 -市の又原生林フィールドワーク(大正町)
 -不入山フィールドワーク(津野町不入山)
四万十川中流域のフィールドとして、キシツツジ、トサシモツケ、シチョウゲをはじめカワラハンノキやヤナギ林など、中流域の河原の植生をフィールドワークした。
市の又原生林では、樹齢300年とも言われる巨大なヒノキをはじめ、原生的なモミ・ツガ林や照葉樹林および管理植林や放置植林の林内や林床・表土の様子を観察した。
不入山では中高一貫教育連携中学校の十川中学校および昭和中学校の1年生も参加し、冷温帯の森林植生や西の千本(100年生の管理植林)の学習と森林土壌の保水力の調査を行った。







二学期・三学期
報告会
 -こども・四国山の日学習会(高知市)



 -中高一貫教育授業交流「出前授業」(大正町・十和村)
  ※中高一貫教育連携4中学で2回実施



 -牧野植物園「魅せます大正町」(高知市)
高知市で実施された「こども・四国山の日学習会」では、森と川と海のつながりを中心に屋久島と高知の森林等について、これまでの学習の成果を報告した。
中高一貫教育授業交流として実施した「出前授業」では、高校生が四万十川や身近な環境問題を研究してきたものを連携している4中学の生徒に発表した。その中の森林の保水力の研究では、不入山と市の又の原生林や照葉樹林および管理植林や放置植林など、具体的に調査データを示し、問題提議をした。
牧野植物園で開催された「魅せます大正町」でも、高校生が四万十川流域の自然を紹介するだけでなく流域の抱える環境問題について研究した成果をポスターセッションやパワーポイントにより県民に発表した。




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