この森林環境学習の取り組みは森林環境税を活用して行われています。
高知県山の学習
山の学習事例集
テーマ   
出会い・発見・そして未来へ〜豊かな自然の恵みに支えられた私たち〜
活動
ターゲット
・自分自身を取り巻く地域を知り、人や自然に対する思いやりや環境を大切にする心を育み、地域に対する愛情を持ってよりよく生きていこうとする子どもを育てる。 ・自分たちの生活が高知県の豊かな森林環境に支えられていることに気づかせ、身近なところから環境保全に取り組む。
学校情報   
日下(クサカ)小学校
住所  :  〒781-2153 高岡郡日高村本郷89
TEL  :  0889-24-4147

活動内容

月日 実施学年 主な活動
5月24日 4年 日下川を中心とした日高の自然マップを作る
5月26日 2年 川遊びと川の生き物観察
10月13日 2年 地域に昔から伝わっている竹細工でおもちゃを作る
11月22日 全学年 山の日イベント
1月15日 4年 日下川から仁淀川を経て土佐湾への現地調査
1月17日 4年 日下川の現地調査
3月6日 4年 1年間のまとめとして山の話を聞く
3月9日 1年 竹を使ったバンブーダンスをする

活動の成果と課題

 自分自身を取り巻く地域を知り、人や自然に対する思いやりや環境を大切にする心を育み、地域に対する愛情を持ってよりよく生きていこうとする子どもをめざして、学校全体で日高村を主なフィールドとした「総合的な学習の時間」に取り組み、その中で、自分たちの生活が高知県の豊かな森林環境に支えられていることに気づかせ、身近なところから環境保全活動につなげていきたいと考え、実践した。
 具体的には、低学年では身近な校区にある「川」での遊びを中心とした環境学習や地域に残る「竹細工」の体験等、中学年では、校区にある戸梶川・日下川・調整池などに目を向け、様々な課題を発見し、友だちと協力して追究し、そして、自分も社会の一員として何ができるか考え、表現活動や行動化につなげる。高学年では国語科や社会科など教科の学習との関連を意識し、米作り等の活動から自然と人間の関わりや自分自身の生き方等を考えていく学習とした。
 本年度の取り組みにより、身近なところからの環境保全活動への意識は高まってきたが、直接「山」に行っての活動ができなかったこともあり、自分たちの生活が高知県の豊かな森林環境に支えられていることへの意識は弱かったと思う。実践している中で、本校裏山に使われていない学校林が存在することが判明したこともあり、来年度は学校林の整備等裏山を使った学習を展開する中で森林環境教育に取り組んでいきたいと考えている。

活動の実際(4年生の活動より)


日下川から調整池を歩いて、気づいたことを話し合おう



〔橋から見る川は違った感じだ〕
〔田植えのために水がはってあるね〕


〔調整池は色んな所の水が来るね〕




私たちも知らない日高の自然を、教えてもらおう



〔日高の様子はね・・・〕
〔この鳥、知ってる?〕


〔山にも川にも自然がたくさんあるね〕



日高の自然マップを作ろう
グループでテーマを決めて取り組んだ!









日下川の水質を調べよう


「日下川ってきれいな川だとおもっていたのになあ・・・。このグラフでは、汚れが高知県で2位だなんて、どうしてかな?何が原因なんだろう??」


日下川の汚れの原因を調べよう
7つのグループに分かれて調査!!


〔水を取って、水質検査をしたよ〕
〔土地の高さが影響しているよ〕


〔1年生にも分かりやすくひらがな〕
〔家庭排水が原因だった・・・〕


調べたことを先生たちに聞いてもらおう



〔低学年向きに紙芝居にして工夫したよ〕
〔現地で取ってきた水をきれいにしてみたよ〕


〔浄化槽には大きく2つの種類があるよ〕




調べたことを全校に発表しよう



〔低学年はしっかり聞いてくれました。〕
〔協力してくれたアンケートの結果も発表できました。〕


〔高学年への発表、緊張するなあ・・〕




日下川の流れをたどって行こう



〔スタートは調整池。山からの水も、ここに流れこみます。〕
〔日下川と戸梶川は、ここで合流します。洪水を防ぐゴム堰があります。〕


〔仁淀川まで来ました。川幅も水量も桁違い。〕




山の日イベント







児童の感想より

・森のことについて話を聞きました。すると木はすごい働きをしていました。木は二酸化炭素をエサにして日光と水と二酸化炭素で化学反応が起きて酸素を出します。工場などの汚れた空気もきれいになります。木はすごくこの世界で大切な物だとぼくは決めました。
・ぼくは、初め話を聞く前は、「ぼくはとっくに木のことは知っているよー。」と思っていたけど、永野さんの話を聞くと、ぼくが知らないことばかりでした。高知は、いろいろな種類の木が集まったのが森林になっているのかとずっと思っていたけど、高知の代表的なのは杉と檜でした。木はおよそ100年ぐらいもつことが分かりました。永野さんの話を聞いて、よく分からなかったこと、よく知らなかったことなど森林についてよく分かりました。
・永野さんが色んなことを教えてくれました。高知県の森林について話をしていただき、私が初めて知ったことは、高知県が植林の率が第2位ということです。その中で分かったことは、森林はいろんな人々が木を切っていかないと暮らしていけないことが分かりました。ぼくは、木などを使って工作などををしたり友だちと遊んでいるので、木を永野さんのように大事にしたいです。
・木のことを、映像で写真とか見せてくれました。太陽の光も届かない森の写真も見せてくれました。山に関する事実を知って驚きました。根っこが地面から出ている所を見て、環境が悪くなっていることを思い知らされた気がします。木を持ってきてくれたり、質問に答えてくれたりして、後で2種類の木の輪切りをくれました。ぼくは、木のおかげで生きていけるということもわかりました。

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