この森林環境学習の取り組みは森林環境税を活用して行われています。
高知県山の学習
山の学習事例集
テーマ   
新荘川清流と緑を守る環境学習
活動
ターゲット
○新荘川流域の清流や森林の環境美化・保護を図る取り組みを通して郷土を愛する心を育む。 ○異年齢集団で活動することにより相互に認め合える仲間づくりをすすめる。 ○水に親しみ水棲昆虫調査を実施したり、水源林の植樹や間伐等を実施し水源地の環境保全について関心を高める。 ○奉仕活動を通して社会の一員として社会的に貢献する体験をする。
学校情報   
上分(カミブン)小中学校
住所  :  〒785-0026 須崎市上分甲古川
TEL  :  0889-46-0112

「総合的な学習の時間」における新荘川と緑を守る活動

対象児童・生徒
小5〜中3学年5クラス 62名
活 動 場 所
新荘川、新荘川源流域、姫鶴平、天狗高原

【学習対象とした河川、山の概要】

新荘川はその源を鶴松森に発し、津野町〜須崎市を流れる清流である。
この川はなんといってもニホンカワウソの最後の生息地として有名である。
1970年代に数多くの目撃があり、写真などの記録も沢山残されている。
また、鮎釣も盛んで県西部を代表する清流の一つである。

【活動のねらい】

本事業を実施することにより、子どもたちに豊かな清流や森林環境問題に気づかせ、その体験活動を通して生きる力を育む。
「総合的な学習の時間」において年間を通して、森林環境教育を実践し行動化していく。

新荘川流域の清流や森林の環境美化・保護を図る取り組みを通して郷土を愛する心を育む。

異年齢集団で活動することにより相互に認め合える仲間づくりをすすめる。

水に親しみ水棲昆虫調査を実施したり、水源林の植樹や間伐等を実施し、水源地の環境安全につ いて感心を高める。

奉仕活動を通して、社会の一員として社会的に貢献する体験をする。

【児童生徒が行った活動の概要】

6月、総合的な学習の時間等による環境学習を開始。
7月、校区を流れる新荘川流域の森林学習を実施。
小中学校の児童生徒が縦割り班をつくり、異年齢集団で地域・保護者とともに・環境美化活動・水棲生物・水質調査・を実施。
10月、愛媛県姫鶴平(日本巨人百選・トチノ木)で講師を招聘して森林環境学習と森林セラピー及び天狗高原での清掃活動ネイチャーゲーム等を実施。

「高知県山の日」合わせて本校に講師を招聘して、地元の木材を利用した木工教室を実施。
校内外への植樹、花作りを実施。
小・中合同文化祭において、これまでの清流・森林環境学習の成果を発表。
2〜3月、昨年度に菌を植えた椎茸を収穫・配布・試食。

【児童生徒の河川・森林等への興味関心の広がりについて】

〜生徒の感想から〜
「環境学習で水質調査を実施しましたが、水の汚れている箇所付近の家庭には活性炭を配布するなど、水質浄化に生徒会で取り組んで生きたい。」
「人間によって破壊されて自然環境もあれば、人間の取り組みによって蘇る自然環境もある。これからもいろんな学習をし、自分たちが日常で出来る取り組みを続けていきたい。」
「環境美化活動を地域の方々と行うことにより、今まで知らなかった地域の方々を知ることができ、これからの生活に活かすことができると思う。」

【地域連携の実施状況】


須崎市の新荘川一斉清掃日とタイアップして地域住民やPTAとともに、児童生徒たちが清掃活動、環境を守る事業を実施。
当日は、須崎市長に来ていただき励ましの言葉をいただいた。

地域の方に協力をきただき、森林学習の講師となっていただいた。

学習発表会に、地域の方々に案内状を配布し、当日は多数の地域の方々が学校を訪れ発表に熱心に耳を傾けてくれた。

【活動の自己評価、今後の課題・展開について】


たくさんのゴミを集めて地域の美化活動に貢献できるとともに、自分たちで地域の清流を守って いくという意識の向上が見られた、また、自らゴミを拾う場面が見られ、地域の方から褒められ た。

体験活動により、河川の環境保全のために森林の大切を実感できた。

森林セラピーや原生林に触れるなど、現存する自然を体験することで、人類にとっての環境の偉 大さや大切さを学ぶことができ、子孫に受け継いでいかなければならないことを実感している。

山の活動をするための、学校林などの適切なフィールドがなく、地域や関係機関との協力・連携 をさらに深めていかなくてはいけない。


フィールド:面河・四国カルスト自然休養林
日付:2006,10,12
コメント:森林環境学習
講師の先生の話を聞きながら遊歩道を歩きました。子どもたちからは「あの木の名前は?」「鳥の声がする」「風の音もする、風の匂いもする。」「空気が美味しい」との声が聞かれた。教室で知識を学習し、さらに現地での体験学習により、環境への取り組みが行動化されます。


フィールド:面河・四国カルスト自然休養林
日付:2006,10,12
コメント:森林環境学習
この遊歩道は、点在する苔むした石灰岩や多種多様な樹木の四季折々の美しさを観察できる森林浴スポットである。
「木漏れ日の中を歩く生徒たち。初めて目にする生徒もおり、思わず歓声が。森林の素晴らしさをあらためて肌で体験することができた。」


フィールド:面河・四国カルスト自然休養林
日付:2006,10,12
コメント:森林環境学習
遊歩道を約50分かけて歩くと樹齢200年から600年のトチノキやケヤキの巨木群がある。「自然の雄大さに感激し、トチノキを抱きしめたり、耳を寄せてトチノキの声を聞こうとする生徒もいた。」
「森の巨人たち百選」に選ばれたトチノキ(高さ約30メートル・幹周6m26cm・樹齢推定600年)の前で記念撮影。


フィールド:上分小中学校グラウンド
日付:2006,11,11
コメント:総合的な学習の時間において森林学習を行なった後、講師を招聘して木工教室を実施。
悪戦苦闘しながらも、一人一人の思いが込められた力作がたくさん出来上がりました。


上分中学校1年生学級通信より



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