店内風景

木製の手づくり人形

座卓

将棋盤
ウッドショップ森林
(須崎地区森林組合)

須崎市安和925
TEL 
0889-43-0030
FAX 0889-43-0031
URL

http://www.susashin.com/
 須崎市市街地から国道56号線を西へ10分ほど車を走らせると、右手に須崎地区森林組合がある。この敷地内にあるのが、地元の新鮮な野菜や果物、観葉植物や土佐寒蘭、木工品などを販売する店「ウッドショップ森林(みどり)」だ。ふらりとトイレ休憩で立ち寄った人が、そのまま固定客になることも少なくないという。

 ここで扱う木工品は同森林組合が製作したものの他に、個人や地元の木工所が製作したものもある。明るい雰囲気の店内に入ると、木で作ったカワウソやフクロウの彫刻が出迎えくれる。そして子供が喜びそうな人形、動物の形をしたかわいいキーホルダーなどの手作り小物、重厚な座卓や丸太で作った椅子、ほぼ原寸大のポケバイ(小さなバイク)を模った木の彫刻やフクロウなどの動物の彫刻、重厚感あふれる将棋盤など珍しい商品が陳列されている。

 店内に併設されている喫茶店「カフェレスト森林(みどり)」の中に入ると、テラスに彩られた多くの花々が目に入ってきて、それを見ながら飲むコーヒーは格別。買い物のあとちょっとひと休みしたいという向きには最適だ。

 須崎地区森林組合では森林育成と保護を目的に建築材や公園に設置されるベンチなどのストリートファーニチャー、丸太をそのまま使った看板などのほか、座卓や机なさまざまな商品を製作・販売している。ここの商品の特徴は骨太の座卓や、丸太を使った椅子などにみられる素朴さ。口コミで評判が広まり、リピーター客も多いそうだ。

 「自然に近い形ほど温かみがある」と語る北沢利文参事。原木の味わいを生かした商品開発にこだわるため一品物の家具が多く、オーダー注文も受付けている。

 山から伐採した木材をあらかじめ2〜3年かけて乾燥室で自然乾燥させ、客からの注文に応じて適した木材を選び出し、職人の手によって商品化する。お薦めは耳つき(木の皮を剥いだ状態の形を残すこと)家具。素朴で野趣に溢れるこの商品を見ると、もう一度買いたいと思う人が多いのも何となく頷ける。特別な広告宣伝はしていないが、リピーター客が多いため業績は右肩上がりとのこと。

 この森林組合の強みは、まとまった量の広葉樹をストックしている点だ。県産の広葉樹はあまり出回らないため、広葉樹を使ったオーダー家具を依頼するには特にお薦めかもしれない。客が気に入った木材を、中間業者を介さずに商品化するため、比較的安く販売することができるのだ。

 北沢さんによると、インターネットによる販売もいま検討中とのこと。口コミから火がついた須崎産の素朴な木工商品が、日本各地に搬送される日も近いかもしれない。

 
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