山のしごと
しごと紹介 森林組合 緑の雇用 間伐

植林 → 下草刈り→ 枝打ち → 間伐 → 伐採 → 製材
しいたけ栽培
炭焼き

下草刈り

下草刈り 下草刈りの作業は、6月から9月までの暑い盛りに行います。
 この時期は、草木の伸びる勢いが1年のうちでもっとも強いからです。
 1年目の下刈りは、地ごしらえをしたときに、きれいに刈り払っていますから、あまり草木は生えてきませんが、2年、3年するうちに雑木の切り株からの芽立ちや、飛んで来た草の種子が発芽して大きくなり、苗木はどこにあるか全く見えなくなります。 
 この草木を刈らずにそのままにしておけば、日照不足になって草木が枯れたり、クズなどの蔓が巻きついて、折れたり曲がったりします。
 刈り方と道具ですが、道具は柄の長い造林鎌と刈り払い機を使います。傾斜がきつくて
足場の悪い場所では、刈り払い機は危険ですので、鎌を使います。
下草刈り 刈り方は、谷から尾根に向けて右左、右左しながらかっていきます。上から刈ると、草に隠れた苗木を見つけにくく、草と一緒に苗木を切る恐れがあるからです。
 草は一度刈っても、1カ月ほどもすれば、また、元と同じように伸びて来ます。出来れば、6月に一度刈って、8月にもう一度刈るのが望ましいのですが、人件費がかさみますので、普通は一回しか刈りません。
 9月の半ばにもなれば、気温も低くなり草木の成長も鈍ってきますので、それ以後は刈る必要がなくなります。
 下草刈りは苗木を植えつけて、5年から6年間行われます。その頃になると苗木も2メートル以上に成長していますから、下草などの影響を受けなくなります。

執筆者 : 本川村の杣人 林春夫さん
イラスト : 田中一夫さん