山のしごと
しごと紹介 森林組合 緑の雇用 間伐

植林 → 下草刈り→ 枝打ち → 間伐 → 伐採 → 製材
しいたけ栽培
炭焼き

しいたけ栽培

 山でシイタケを栽培するとき、その畑の役割をするものが原木です。
 このシイタケ栽培に適した原木の樹種は、クヌギ、コナラが最適で、その他シイ類、カシ類にも発生します。
 原木の伐採の適期は、原木にシイタケ発生に必要な栄養が多く含まれている、11月初旬〜下旬頃です。
 伐採した原木を、約1ヶ月の間、枝や葉に水分を引かし、元口(木の根本に近い面)に2〜3の割れが入った頃に1m位の長さに玉切ります。
 次に、シイタケの種駒を打ち込み、1年間かけて原木(ほだ木)のなかへ、十分シイタケ菌をまん延させたものを、シイタケの発生しやすい場所(ほだ場)へ移動させます。
 このほだ場に適した場所を選ぶための、一般的な判断条件として、「その場所で夏に昼寝をしてみたい」と思える所です。
 つまり、日がちらちらあたり、そよ風が通り、涼しい場所で、蚊もいないようなところとなります。
 このような場所は、自然には少ないので、この条件を備えた場所を人工的に造成することも必要となります。
 シイタケは自然栽培の場合、年に春と秋の2回発生します。
 これは、一日の平均気温が15℃を中心に、日中と夜間の温度差(変化)が10℃以上にあがりだすと、シイタケが温度の変化の刺激を受けることによって芽を出す性質があるからです。
しいたけ栽培  −シイタケが発生している、雨あがりの風のない、ほだ場で見かける光景− 
 朝日がほだ場へちらちら当たっている時、シイタケの傘の下側から白い煙のようなものが出ている場所を見受けることがあります。
 これは、シイタケの胞子が飛散しているもので、一見煙が出ているかと思われる光景です。

執筆者 : (社)高知県特用林産協会 大崎雄正さん
イラスト : 田中一夫さん