山のしごと
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山林所有者は今! 間伐推進委員さんを訪ねて

間伐推進委員さんの役割
 県下には森林所有者に対する間伐など森林整備を推進し、林業経営の改善、活性化を推進している間伐推進委員さんがおられます。間伐推進委員さんは、森林の巡視・調査し、その現状について森林所有者に通知し、間伐等の施業実施に対する働きかけをおこなっています。また、そのために必要な施業の団地化・共同化・作業道の開設などについても指導推進されています。
 

間伐推進員の紹介
香美郡香我美町
小松 光広 氏(66歳)
小松光広さん


――地域(舞川)のこと、小松さんの思っておられる事お話ください。
 山自体の事ではないけんど、地区(舞川)の高齢化が進んで、山・田畑・川の面倒みれんようになってきたわね〜。 そおやね〜、キャンプ場(舞川キャンプ場)も、 やりゅうけんど、水が綺麗で・・そりゃひやいわよ! 夏でも夕方になったら、谷の水には、よう入いらんろ〜ね。けんど昔から言ったら谷の水が、へったね〜(水を、蓄える山がほしいね)

――杉・ヒノキ(針葉樹)がおおなった結果・・・
 シカ・イノシシ動物の被害が多なったね〜 最近は、苗木どころか畑まで来て食べてしまう。けんど、動物も生きていくためには・・・餌が山にないということよね。 災害にも、弱い山になったね・・・今年の台風でも何十年もの木が倒れたし・・・もし、山火事でもなったら一辺によその地区まで拡がって、燃えてしまうろうね〜せめて広葉樹の火道を造って、そこで止めるような事を考えんといかんがやないろうかね。

――山主の方からの話・・・
 私から、山主の方(地域外の方が多くなっています)に電話をして間伐推進を、促します。 現場にこれん人(県外、高齢の方等)は、委託を受けて山の状況、境界を見に行ったり、山に応じた間伐の仕方、費用負担が少なくてすむ方法(助成金の利用)など・・・ 山の紹介もするよ!街の人で山がほしい人が結構おるきどんな山をほしがっちゅうか聞いてから山主に話もする・・・

――今後、どんなになってほしいですか・・・
 難しい事やけんど、山主・地域・流域のもんが、山に関心を持って、山のことを知り、動植物と仲良うならんといかん、地域全体のことを考えて、「山をつついてもいかん!!!(利益にならん)だけじゃのうて、山(地域)を守り育てる」という気持ちにならんといかん、我々の生活にかかすことのできん大切な財産やきね〜。



香美郡物部村
公文 亨 氏(59歳)
公文亨さん


――どんなお仕事をされておられますか?
 森林の巡視、調査しその現状を山主の方に連絡し間伐などの働きかけを、行っています。

――具体的には、どのような事ですか?
・山主の方(地区外に出ている方にも)に電話などで連絡し状況説明して間伐など推進する。
・山主が地元にいる場合にも高齢になっている場合が多く、山主からの話を森林組合に取次業務を行う
・出来るだけまとまった面積を間伐するため複数の山主の方に話をする。

――ご苦労されることはどの様なことですか?
・ほとんどの方には同意いただけるが、中にはそのままでよいので、私には関係ないような返事が返ってくること・・・。
・地区外におられる方は自分の山の様子を説明しても理解してもらえない場合がある。
・木材価格の低迷の中、経営的には非常に難しい部分がある。

――今後の推進委員としての抱負をお願いします。
・持ちにならんといかん、我々の生活にかかすことのできん大切な財産やきね〜。
・出来るだけまとまった面積を間伐するよう話をし・・・山主の満足を、いただける様にする。
・水源確保のためにも、必要であり地域ぐるみの取り組みも必要であると、思います。