ヘッダ画像

四国の超高山一覧・後編



四国の超高山一覧・後編

~「四国百名山」より「四国超高山37座」が魅力的~

19位・手箱山(1806.2m)
 昔は「矢筈山」の別称もありましたが、浦島太郎伝説もあり、山上で玉手箱を開けたことから名付けられたとも言われています。

 読図力のない者は、山上の嶺北ネイチャーハントの山名板の建っている所を山頂だと思っていますが、三角点の埋設されている実際の山頂は、そこより筒上山寄りの笹藪尾根上。
 コースは筒上山からの縦走が無難。

20位・地蔵ノ頭(1800m)
 山頂北西を越える地蔵の頭越えは、おらんく情報にも投稿されていましたが、その標高は1780mで、側の天狗峠(いざり峠)に次ぐ標高を誇ります。

21位・白髪山(1769.7m)
 当方森ログ「高知県内の各種富士山」で取り上げたように、高知県の富士山の中では最高峰です。

22位・寒風山(1763m)
 この山は説明不要のメジャー山。起点の桑瀬峠の愛媛県側には、かつて鉱山集落が形成されていたということは、当方森ログ「鉄道廃線ハイキング」の「加茂土工森林組合・トロッコ馬車軌道」で触れました。

23位・ミツコバ山(1757.1m)
 三嶺山系の天狗塚に登ったことがある者の半数位は、この山に登っているはずです。そう、各種登山ガイドブックで「牛の背」と記載されている山です。しかし、本当は「牛の背」という名称は山名ではなく、天狗塚からミツコバ山までの尾根のことを指します。ヤマケイ出版の書籍執筆者さえもこの事実を知らないとは、なさけない限り。

24位・伊予富士(1756m)
 この山も説明不要です。「日本山嶽志に見る高知県の山」で紹介したように、富士山容に見えるのは西条市側。
 初心者は各種登山ガイドブックで紹介されている桑瀬峠から登る者が多いのですが、最短コースは南の町道瓶ケ森線からのコースで、道標も設置されています。

25位・岩黒山(1745.6m)
 土小屋から簡単に登れる、アケボノツツジで有名なハイキング高山。

26位・高ノ瀬(1740.8m)
 剣山と三嶺を結ぶ尾根の中間に位置する高山。山頂からの展望はありませんが、尾根道のコースからはアルプス的眺望が広がります。
 最短コースの登山口は丸石南東の剣山スーパー林道。

27位・サガリハゲ山(1740m)
 鋸歯状の稜線が魅力的な山。コースは南北にありますが、矢筈山の手前から南下するのが一般的。

28位・東黒森(1735m)
 最も登頂が容易な超高山の一つ。登山口は西の自念子越えと伊予富士との鞍部からのものがあります。

29位・冠山(1732m)
 山頂周囲の岩が冠のように見えることからこの名が付けられました。
 お勧めコースは旧別子山村中七番の住友フォレスト・ハウスから一の谷越えに出て、山頂を経て、平家平から鉄塔巡視路を下る回遊コース。

30位・東熊山(1720m)
 カヤハゲという別称もあります。北の三嶺同様、コメツツジが群生しています。最短コースは白髪山からの縦走。

31位・塔ノ丸(1713m)
 簡単に登れる山で、夫婦池から丸笹山とセットで登る者も少なくありません。
 長時間要しますが、小島峠からも縦走出来ます。

32位・丸笹山(1711.6m)
 この山も説明不要のメジャー山ですが、西の回遊コースは知られていても、東の回遊コースはあまり知られていません。

33位・石立山(1707.7m)
 四国のメジャー超高山の中では最もきつい山ですが、徳間県側から登る方が多少時間は短縮されます。

34位・五代ケ森(1706.7m)
 四国の超高山の中では登頂に最も時間を要する山。
 東西からそれぞれ複数のルートがありますが、標高差の少ない西の坂瀬林道は途中にゲートがあるため、長時間の林道歩行を要します。

 東の面河渓谷の鉄砲石川沿い林道も一般車の通行は出来ませんが、林道歩行は長時間にはなりません。気をつけて見ていると、ピークハンターの付けた赤テープがあります。

35位・東赤石山(1706.6m)
 四国随一の高山植物の山として知られている有名峰。

36位・黒笠山(1703m)
 「阿波のマッターホルン」として登頂欲をそそられる山。因みに私が名付けた「土佐のマッターホルン」大登岐山(1477m・別称:天狗岳)は、’01年春、全国誌にコースガイドを発表しました。

37位・自念子ノ頭(1701.5m)
 「中黒森」という別称があります。この山も短時間で登頂出来るハイキング山ですが、10年前は西黒森同様、縦走路から山頂へ向かうコースの分岐には、道標がありませんでした。


 以上の全37座を踏破すると「四国(限定)のアルピニスト」を自称出来ます。ただし断っておきますが、高い山は最低限の体力さえあれば、誰でも登れます。登山道も明瞭で、尾根からの展望も優れているので、周囲の景観から現在地の把握も容易です。

 最も読図力を要するのは千メートル前後から千数百メートルくらいのマイナー山で、各所にある分岐や踏み跡のない、見とおしがきかない箇所を自己の判断で乗り越えて行かなければならないのです。

 尚、他のページでも述べたかも知れませんが、当方オリジナルホームページ「四国・高知のマイナー山」の「登山用語集」ページの最後に、高知県のメジャー山・マイナー山それぞれの標高ベスト10を紹介しています。因みにマイナー山最高峰は中東山(1684.6m)。

画像1
手箱山三角点

画像2
上瀬戸山の北峰から見た自念子ノ頭
画像3
天狗塚(左)と地蔵ノ頭(右)


【関連ページURL】http://www9.plala.or.jp/romp/
 

2006-04-11


フッダ画像